ラム肉はL-カルニチンを豊富に含みます。

L-カルニチンは、エネルギーをつくり出し、体内に溜まりやすい脂肪の燃焼を助けてくれるアミノ酸の一種です。

赤い肉類、特にラム肉に大変豊富に含まれている成分で、L-カルニチンが体内に豊富にあると、食べた脂肪や体内に蓄積した脂肪の燃焼が高まり、基礎代謝が活発になる体質が出来ます。つまり太りにくい、ダイエットしやすい体質になります。

脂肪の比重はおよそ０．９なので、外見上は実際の重さの１．１倍に膨れて見えるものです。 体重が変わらなくても体脂肪が減るとそれだけで健康そうでスリムな体型にもなります。 ラム肉はしゃぶしゃぶにしても油があまり浮いてこない、体に良い良質の赤肉ですので、皆様にもお奨め致します。

矢澤　一良 早稲田大学　ヘルスフード科学部門 研究院教授